常宣寺からのお知らせ|指月山 常宣寺(大阪市旭区)

新しい時代の幕開け

2019年5月1日

大化に始まり248番目となる新元号となる「令和」の時代が始まります。

こちらの元号は、大伴旅人(たびと)を中心に詠んだとされる、

万葉集巻五に収録された、梅花の歌の「序」の一節「初春令月 気淑風和」

に由来するとのことです。

 

「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」

という意味が込められているそうです。

ちなみに「平成」には「天地、内外ともに平和が達成される」

との意味が込められていました。

 

当寺院は、1397年(應永4年)創建ですので、元号で考えると應永より

67つもの元号と共に時代を過ごしたことになります。

新しい時代がよき時代となる事と思いつつ、、

今までの過ぎてきた時を思う一日でもありました。

令和のよき時間を改めて過ごしてまりたいと感じる節目の一日でした。

 

 


太陽が真西に沈む日

2019年3月21日

~春の彼岸~

彼岸は、毎年春と秋の2回やってきます。

平成最後の彼岸は、3月21日の彼岸の中日(ちゅうにち)の前後3日間

を合わせた合計7日間です。

今年は3月18日が彼岸入り

3月24日が彼岸明けです。

 

春の彼岸の中日は、国民の祝日の「春分の日」と同じ日でもあり、

「春分の日」は、国民の祝日に関する法律(祝日法)の中では、

「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められています。

ちなみに、「秋分の日」は、祝日法の定義では、

「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」と、法律で定められています。

 

浄土真宗 本願寺派 の彼岸会は、七高層の一人 善導大師が

「阿弥陀さまは、西の岸からかならず救うぞ、われにまかせよ」

と私達によびかけておられる、と、お示しくださったことから、

第8代蓮如上人の時代より彼岸会が続いています。

 

今年も、多くの門徒の皆様と、彼岸会を通じ、

短い時間ではありましたが、お聴聞のよき時間を過ごす事が出来ました。

 

 

 


年頭のご挨拶

2019年1月1日

新年をお迎えし、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

本年は、世の中を見渡すと様々な変化が起こる年であります。

平成最後の年を迎える事ができたのも、今まで過ぎ去った一年一年の

積み重ねがあっての事であります。今を大切にすることは、今年を大切に

することであり、一生涯を大切にすることにも繋がります。

今までの年に感謝しつつ、本年もお念仏を申し、皆様とご一緒に

聴聞に励みたい年にしたいと思っております。

合掌


報恩講のご案内

2018年11月5日

~当院 平成最後の報恩講~

浄土真宗の祖である、宗祖親鸞聖人に

身をもってご恩報謝する機会が報恩講(ほうおんこう)です。

 

浄土真宗で一番大切な法要であります。

 

報恩講は毎年秋頃より各地で始まります。

来年度は、新しい元号に変わる予定です。

つまり、今年が平成最後の報恩講となります。

 

親鸞聖人は1262年に往生されましたので、

本年で756年もの時が経過しました。

報恩講の始まりは、親鸞聖人の33回忌に際し、聖人のひ孫の

第3代覚如(かくにょ)上人が『報恩講私記(ほうおんこうしき)』

を撰述され、聖人のご命日にこのご文を拝読されたのが、

報恩講のはじまりと言われています。

 

報恩とは・・・恩に報いる

講とは・・・集まり という意味です。

 

親鸞聖人の御苦労を偲び、ご教化を通じ、

この私が念仏と出会い、お念仏に生かされている

その拠り所を示して下さった、御恩に報いる時間とも言えます。

 

 

当院では、11月18日(日)・19日(月)

両日ともに、午後2時・午後7時より

本堂にてお勤めさせて頂きます。

本年も、皆さまと共に時間を過ごせる事お待ちしております。

 

 

 


国民の祝日

2018年9月23日

~秋分の日~

国民の祝日は、2018年現在、1年間で16日間あります。

6月には、国民の祝日はありませんが、

その他の月にはすべて祝日が1日以上存在します。

 

この国民の祝日は、【国民の祝日に関する法律】(通称:祝日法)

という法律によって定められています。

 

さて・・・

本日、9月23日は、

国民の祝日の一つである、秋分の日であります。

 

この秋分の日は、祝日法によると、

【祖先をうやまい なくなった方をしのぶ】日であると記載されています。

法律によって、祖先をうやまい、しのぶ日であるとしっかりと明記されています。

 

秋分の日は、彼岸の中日(ちゅうにち)と同じ日であり、

中日の前後3日間が彼岸であります。

 

2018年は、

彼岸入り・・・9月20日

中日・・・9月23日

彼岸明け・・・9月26日

の7日間です。

 

仏教では、わかりやすくかみ砕いて申しますと、

人間の世界を、此岸(しがん)

お浄土、仏さまの世界を、彼岸(ひがん)

と理解しています。

 

つまり、言い換えると、彼岸の日は、

仏さまや、お浄土を感じる日・・・とも、

とらえる事もできるのではないでしょうか。

 

毎年、常宣寺では、彼岸の中日と、その前日に

本堂にて彼岸法要のお勤めを行っております。

 

祖先をうやまい、なくなった方をしのぶ日に

皆様と共に御念仏を唱和する時を過ごしたく思っております。

 

 

 

 

 


地蔵盆

2018年8月24日

~風の強い中~

本年も多くの方のお手伝いを頂戴し

地蔵盆を迎えることが出来ました。

 

台風が近づいている為か、強い風の中ではありましたが、

無事に滞りなく終える事が出来き、たいへんよい時間でありました。

 

新しくなった綺麗な前掛け(よだれ掛け)を身にまとい

地域の、そして地元の方々を日々見守って下さる地蔵様も、

嬉しそうなお顔でその日を過ごされておりました。


甘茶を灌ぐ

2018年4月8日

~花まつり~

今年も、お釈迦様のお誕生日の四月八日に花まつりを開催しました。

当日は、天候にも恵まれ、ご門徒さんにも甘茶を灌いで頂きました。

 

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↑ 花御堂

 

お釈迦様を祭る花御堂に、どうして甘茶を灌ぐ(そそぐ)のですか?

というご質問を頂きます。

それは、お釈迦様がお誕生になった際、天より九匹の龍が現れ、甘い雨

甘露の雨を降らせたと言われています。

その水で、産湯にしたという逸話から、四月八日の花まつりでは、

お釈迦様の像に産湯にみたて甘茶をそそぐようになりました。

少しずつではありますが、花まつりの行事も皆様に

知られてきております。

当日ご参加、ご協力頂きました皆様とは、良い時間を

過ごす事ができました。

 

 

 


お香

2018年1月20日

~お線香~

 

最近あるご門徒さんとの会話の中に、

お線香は立てるものなの? 寝かすの?というお話がありました。

 

お線香は、お香の中の一つです。

お香にも様々な種類や使い方がありまして、

代表的なものは、、

 

お焼香(しょうこう)・・・炭の上でたかれるお香

お線香(せんこう)・・・線のように細いお香

塗香(ずこう)・・・法要で導師が体に塗るお香

抹香(まっこう)・・・粉末にしたお香

 

その他にも、、

 

香木(こうぼく)・・・樹木より採れる香料全般を指す。

代表的なものは沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)等

錬香(ねりこう)・・・お部屋焚き香

匂い香(においこう)・・・匂い袋

などもあります。

 

 

お香は、お釈迦様がいらっしゃったインドで使われていたと言われています

が、線香は江戸時代から日本で使われるようになりました。

 

線香の使われ方は、宗派により様々です。

浄土真宗では、「常香盤(じょうこうばん)」という仏具があり、そこでの

焼香が由来と言われています。

現代のように各家庭にまでお線香が普及していない時代、お寺で使われていた常香盤ではお線香を立てずに寝かせて使われていました。その後、各家庭にお線香が普及した際にもお寺での所作と同じように、線香を横にするようになったということです。

この時、通常の香炉の大きさではお線香が長すぎてそのまま横にできないため、いったんお線香を折って横に寝かすようになりました。

 

 

お香は仏様にお供えするお供物の一つであります。

阿弥陀如来にお供養する供物であります。

 

阿弥陀如来がいらっしゃるお浄土はいつも良い香りが漂い、

これが香をたき、そして、お線香の香りはお浄土を

感じるものであるとも言われています。

 

浄土真宗では、なぜお線香を横に寝かすのか、、

それは常香盤でたかれている燃香が、お線香の本来の形と言われ

それに由来し、お線香を寝かすのがお答えであります。

 

花や、蝋燭などと同じように、お線香もお供物の一つとして、

今後も大事にして頂ければと思います。


報恩講のご案内

2017年11月3日

~報恩講(ほうおんこう)~

 

浄土真宗の祖である、宗祖親鸞聖人に

身をもってご恩報謝する機会が報恩講です。

 

報恩とは・・・恩に報いる

講とは・・・集まり と言えます。

親鸞聖人の御苦労を偲び、ご教化を通じ、

この私が念仏と出会い、お念仏に生かされている、

その拠り所を示して下さった御恩に報いる時間ともいえます。

 

親鸞聖人は、弘長2年(1262)11月28日に90歳で往生されましたので、その時期である11月を中心に、寺院で報恩講は開催されている所が多いです。

 

当院では、11月18日(土)・19日(日)

いずれも、午後2時、午後7時から

本堂にてお勤めさせて頂きます。

今年も、皆さまのご参加お待ちしております。


日本独自の文化

2017年8月25日

~日本独自の文化~

9月の国民の祝日、秋分の日は、彼岸の日でもあります。

8月にお盆、9月に彼岸・・・

立て続けに仏教に関する行事がありますが、

この2つの行事の発祥地は異なります。

 

お盆という呼び名は、諸説ありますが、古代インド語の一つ、サンスクリット語で「ウランバナ Ullambana」の音写であるとする説が有名です。

また、インドで発祥した仏教の経典を中国の竺法護が訳した『盂蘭盆経』に由来する「盂蘭盆」が省略された言葉とも言われています。

 

一方、彼岸は、仏教の行事なのに、この習慣は日本にしかありません。

インドにも中国にもなく日本独自の文化です。一説によると、聖徳太子が考案して始めた行事であるという説が残っています。

 

平安時代ともなると、お彼岸の法要は朝廷の年中行事となりました。

源氏物語には「十六日、彼岸のはじめにて、いとよき日なり」と記されていたり、

「蜻蛉(かげろう)日記」にも彼岸の記述があります。

 

彼岸は日本古来より千年以上、現代の平成に至るまで、地域により、また各地方により、秋の農作物・穀物を収穫する感謝の自然信仰と仏教信仰とが結びつき、日本全国の生活の中に定着しています。

何よりお彼岸の時期は季節の変化を感じやすい期間でもあり、気候も過ごしやすく、お勤めにも適した季節でもあります。

 

常宣寺では、9月22日(金)・23日(土)いずれも夕方5時30分より、本堂にて秋の彼岸のお勤めを行います。

皆様とご一緒にお勤めできる日を楽しみにしております。