常宣寺からのお知らせ|指月山 常宣寺(大阪市旭区)

お香

2018年1月20日

~お線香~

 

最近あるご門徒さんとの会話の中に、

お線香は立てるものなの? 寝かすの?というお話がありました。

 

お線香は、お香の中の一つです。

お香にも様々な種類や使い方がありまして、

代表的なものは、、

 

お焼香(しょうこう)・・・炭の上でたかれるお香

お線香(せんこう)・・・線のように細いお香

塗香(ずこう)・・・法要で導師が体に塗るお香

抹香(まっこう)・・・粉末にしたお香

 

その他にも、、

 

香木(こうぼく)・・・樹木より採れる香料全般を指す。

代表的なものは沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)等

錬香(ねりこう)・・・お部屋焚き香

匂い香(においこう)・・・匂い袋

などもあります。

 

 

お香は、お釈迦様がいらっしゃったインドで使われていたと言われています

が、線香は江戸時代から日本で使われるようになりました。

 

線香の使われ方は、宗派により様々です。

浄土真宗では、「常香盤(じょうこうばん)」という仏具があり、そこでの

焼香が由来と言われています。

現代のように各家庭にまでお線香が普及していない時代、お寺で使われていた常香盤ではお線香を立てずに寝かせて使われていました。その後、各家庭にお線香が普及した際にもお寺での所作と同じように、線香を横にするようになったということです。

この時、通常の香炉の大きさではお線香が長すぎてそのまま横にできないため、いったんお線香を折って横に寝かすようになりました。

 

 

お香は仏様にお供えするお供物の一つであります。

阿弥陀如来にお供養する供物であります。

 

阿弥陀如来がいらっしゃるお浄土はいつも良い香りが漂い、

これが香をたき、そして、お線香の香りはお浄土を

感じるものであるとも言われています。

 

浄土真宗では、なぜお線香を横に寝かすのか、、

それは常香盤でたかれている燃香が、お線香の本来の形と言われ

それに由来し、お線香を寝かすのがお答えであります。

 

花や、蝋燭などと同じように、お線香もお供物の一つとして、

今後も大事にして頂ければと思います。